普及活動
Vol. 27

(27)2019年12月11日 対談イベント「伝統芸能と自然の関わりvol.1 ~絶滅危惧種「イヌワシ」を例に~」(港区エコプラザ・東京)

港区エコプラザ・対談イベント

19/12/14 UP

港区エコプラザさんからお声がけをいただき、多摩動物公園の飼育員、中島亜美さんと一緒に、対談イベントを行いました。
「生物文化多様性」を主題に据え、これまで取り組んできた能の道具「羽団扇」を具体例にお話をしました。


多摩動物公園の中島亜美さん(右)と伝統芸能の道具ラボの田村民子

「伝統芸能と自然の関わりvol.1  ~絶滅危惧種「イヌワシ」を例に~」
主催:港区エコプラザ
日時:2019年12月11日(水)18:30~20:00(受付は18:15~)    
会場:港区立エコプラザ(東京都港区浜松町1-13-1)
   アクセス https://minato-ecoplaza.net/access/
協力:公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)

前半は、田村から「伝統芸能と自然のかかわり」、中島さんからは、イヌワシの飼育の経験を元に「イヌワシの生態」「動物園の役割」などをお話しました。後半は、中島さんの所属する多摩動物公園、環境保全団体の日本自然保護協会、田村が主宰する伝統芸能の道具ラボの3者の連携から、能の道具「鷺冠」の素材になるコサギの羽根を動物園から能楽団体に譲渡した成果について報告しました。
さまざまなジャンルが交流していくことで、お互いの理解が深まり、またひとつのジャンルでは解決できない課題も、協力、連携することで解決できることなどもお伝えしました。

参加者のみなさんも非常に熱心で、ずっとペンを走らせてメモをしている人もたくさんいらっしゃいました。また質問タイムは、次々に手があがり、一人で2回も質問する人も。「生物文化多様性」というちょっと抽象的なテーマでしたが、「イヌワシの羽根を素材とした能の道具」はよき具体例で、理解もしやすかったのではないかと思います。
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

写真提供:港区エコプラザ