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18/01/25 UP

3/18(日)にイベント「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」を開催します(東京・多摩動物公園)*終了

2018年3月18日(日)に、(公財)多摩動物公園さん、(公財)日本自然保護協会さんと伝統芸能の道具ラボの3者の共催で、イベント「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」を開催することになりました。「動物園✕伝統芸能✕自然保護NGO」というユニークな座組で、ワークショップやシンポジウム、展示などを通して、「自然と芸能」について考えていきたいと思います。いずれも無料のプログラムです(入園料が必要なものもあります)。お申込手続きの上、ぜひおでかけください!

多摩動物公園 東京都日野市程久保7-1-1 http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

日本自然保護協会 http://www.nacsj.or.jp

【イベント】日本の伝統文化のなかに生きる動物たち
日本の伝統芸能である能や歌舞伎、また郷土芸能のなかには、さまざまな動物たちが登場します。そこで使われる小道具にもイヌワシの羽など動物の体の一部が使われています。郷土芸能のパフォーマンスや親子向けワークショップ、ミニシンポジウムをとおし、日本の伝統文化と日本産動物の深い関わりを学びます。プログラムをとおし、生物多様性を守ることが私たちの豊かな文化を守ることにつながることを実感していただけたらと思います。

開催日:2018年3月18日(日)
場所:多摩動物公園
共催:(公財)多摩動物公園、(公財)日本自然保護協会、伝統芸能の道具ラボ
後援:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省(申請中)

【1】鹿踊りパフォーマンス *申込不要

岩手県に伝わる「鹿踊り(ししおどり)」は、自然の恵みへの感謝や、自然や命を敬う気持ちを込めて踊りつがれてきた郷土芸能で、鹿の角や馬の毛をつけた頭(かしら)と色彩鮮やかな衣装をまとって踊ります。今回は、岩手県一関市の「行山流舞川鹿子躍」の踊りを伝える「東京鹿踊」による演舞です。

日 時  平成30年3月18日(日) 10時30分~、13時~
場 所 多摩動物公園(東京都日野市程久保7-1-1 アクセス) 正門入ってすぐのインフォメーションセンター前
演 目 10時30分~「女鹿隠し」(15分程度)、13時~「三人狂」(15分程度)
参加費 無料(入園料が必要です)

【2】ワークショップ「シカを学んで、鹿おどり」*要・事前申込

シカの角や動物の毛に触れながら、オリジナルの鹿おどりの頭(かしら)をつくります。踊りの体験をしながら、シカや人の暮らしと命のつながりについて楽しく学びます。

日 時  平成30年3月18日(日)10時30分~12時
場 所  多摩動物公園(東京都日野市程久保7-1-1 アクセス) 動物ホール
対 象  5歳以上の子どもとその家族
定 員  20組
参加費  無料(入園料無料)

プログラム
1.小岩秀太郎氏(全日本郷土芸能協会事務局次長・東京鹿踊代表)による、ワークショップ+解説
オリジナルの鹿頭制作
踊り体験
2.多摩動物公園の担当者からシカについてのお話
3.鶴田由美子(日本自然保護協会事務局長)から、シカの現状、生物文化多様性についてのお話

★応募方法
往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
■往復はがき
往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
【宛先】〒191-0042 日野市程久保7-1-1
多摩動物公園「しかワークショップ」係
■Eメール
workshop-deer @tokyo-zoo.net宛に、件名を「しかワークショップ参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

締  切  平成30年2月25日(日)
※はがきでの募集は終了しました。
※Eメールは 2018年3月17日(土)12時送信分まで有効。
※応募者多数の場合は抽選とし、その結果は2月25日以降、当落にかかわらずお知らせします。

【3】ミニシンポジウム「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」*要・事前申込
能の道具「羽団扇」
650年の時を超えて舞いつがれている「能」の道具のひとつ「羽うちわ」は、今では絶滅の恐れのあるイヌワシやクマタカなどワシ・タカの尾羽でつくられています。その羽うちわを持って登場するのは魔法のように風を起こす「天狗」。伝統芸能から日本人の動物へのあこがれや祈りの気持ちをひもとき、何世代にもわたって自然とその恵みを受けつぐこと、文化を受けつぐことのつながりについて考えます。

日 時  平成30年3月18日(日)13時30分~15時
場 所  多摩動物公園(東京都日野市程久保7-1-1 アクセス) 動物ホール
対 象  小学生以上
定 員  100名
参加費  無料
内 容
◆プロローグ「ワシ・タカ・その羽のふしぎ(仮)」 多摩動物公園職員
◆講演「天狗の羽うちわに見るワシ・タカのちから」 能楽師 東川光夫氏(宝生流)
講演内容に関連した記事「能の世界と日本の自然」(日本自然保護協会・会報「自然保護」より)
http://www.nacsj.or.jp/2018/01/8189/
◆パネルディスカッション「伝統芸能と日本人の動物観」
パネラー:東川光夫氏(宝生流・能楽師)、小岩秀太郎氏(全日本郷土芸能協会理事・東京鹿踊代表)、田村民子(伝統芸能の道具ラボ 主宰)、永井清 (多摩動物公園園長)
コーディネーター:鶴田由美子(日本自然保護協会 事務局長)

応募方法
往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。
■往復はがき
往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
【宛先】〒191-0042 日野市程久保7-1-1
多摩動物公園「日本の文化と動物シンポ」係
■Eメール
jca@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「日本の文化と動物シンポ参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

締  切  平成30年3月11日(日)
※はがきは必着、Eメールは2018年3月14日(水)送信分まで有効。
※先着順とします。締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット http://www.tokyo-zoo.net)でお知らせします。

【4】展示「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」 *無料
能や歌舞伎、郷土芸能を彩るさまざまな道具。長い年月を経て使いつがれてきた道具に注目して見ると、かつての人びとを取り巻いていた自然環境や、さまざまな生きものたちとのつながりが見えてきます。何百年も受けつがれてきた伝統芸能の中に、どんな生きものたちの姿が見つけられるでしょうか。
期 間  平成30年3月15日(木)~3月28日(水)
場 所  多摩動物公園(東京都日野市程久保7-1-1 アクセス) ウォッチングセンター エントランス
内 容  天狗の羽うちわ/鹿踊りが教えてくれること/百姓蓑の復元(伝統芸能と里山保全)/生物や文化の多様性と日本の自然を守ること など
*動物園内での展示ですので、入園料が必要です。展示を見るための料金は必要ありません。