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メッセージ

伝統芸能を支える『道具』に魅せられて

貴重な価値がたくさん詰まった「道具」たち

ライターとして、伝統芸能の舞台を陰から支える裏方、職人の現場を多く取材してきました。伝統芸能の道具には、長い年月をかけて蓄積されてきた知恵と技がぎっしり詰まっています。貴重な価値がたくさんあるのですが、閉塞的な世界でもあり、また口承のみで伝えられてきたこともあり、言語化されていないものが多くあります。職人たちの口から出てくる話は、聞いても聞いても、尽きることがなく、驚かされ続けています。そうした「語り」を文章化するという手法で、可視化していきたいと思っています。

やりたいのは、現場に役立つ、具体的なお手伝い

伝統芸能は、特殊で多様な「道具」をたくさん必要とします。それらの「道具」を作る技術が今、高齢化や経済性の問題など複合的な背景から消えつつあります。一度消滅してしまうと、それを復元させることは極めて困難です。そこで、未来へこうした技術を伝えていけるように道具を作る技術や、必要な素材について調査し、作れなくなっている道具については、復元を試みています。

「道具は、文化の可視化」とある方が言いました。これを借りていうならば、伝統芸能の道具は、舞台上で展開されながらも刻々と消えていく「芸」を目に見える形にしたもの。道具には、芸の本質が現れています。今ある素晴らしいこの伝統芸能の舞台、そしてそれを支える道具を、高い質のまま未来に伝えたい。そのために、具体的なお手伝いができればと思っています。

形のある「道具」を通して、無形文化「芸能」の本質に迫る。

田村民子(伝統芸能の道具ラボ 主宰)

Message

These “stage tools” of Japanese traditional theatre are so beautiful!

I am so admiring and respectful of the craftsmen and women who make the “stage tools” for Japanese traditional performances

I have been interviewing those people in their workshops, and describing my own work as a journalist. These people have worked tirelessly to ensure the products they make are of very high quality. I have great respect for those who are determined to be completely professional, Although they are very proud of their job, their attitude has never been arrogant. I love this kind of people as they have such an extraordinary impressive mind.

I want to help the tradition of these people

Japanese traditional theatre needs many different types of “stage tools”. The skills are slowly being lost as the craftsmen and women age and retire, These skills are underpaid and do not attract new people. It is extremely difficult to restore those skills, once lost. In order to ensure these precious traditional techniques are passed on for the future, I’m going to investigate the techniques of stage tool-making and the traditional materials, And try to restore the skills already lost. I wish to ensure these wonderful Japanese traditional performances continue for future generations. What I would like to contribute to the world is to coordinate and assist to achieve this goal.

Tamiko Tamura

プロフィール

田村 民子  
Tamiko Tamura
「伝統芸能の道具ラボ」主宰
「芸能道具ミライ研究室」共同代表

芸能道具コーディネーター

「伝統芸能の道具ラボ(道具ラボ)」は、形のある「道具」を扱う田村民子個人の研究・調査・支援活動で、主に執筆や講演を通して、社会に発信していきます。「芸能道具ミライ研究室(道具研)」は、多様な仲間たちと一緒に、「お金」にまつわる課題を解決するための運動を行う市民活動です。

研究テーマ:日本近現代における伝統芸能の道具および裏方職方実態史

1969年、広島市生まれ。1993〜1998年、京都居住。1998年〜 東京在住。

能楽、歌舞伎、文楽などの「伝統芸能の道具」やそれをつくる職人を支援する活動「伝統芸能の道具ラボ」主宰。入手困難になっている伝統芸能の道具を調査し、復元に取り組む。

文化庁 文化財第一課 芸能部門 非常勤調査員

長唄三味線稽古歴7年、能稽古歴7年(観世流梅若会)。

基本的に伝統芸能の道具類にまつわる執筆、インタビュー、講演、企画展示、ワークショップなどの活動を行っています。

委員歴:文化庁「伝統芸能用具・原材料に関する調査事業」委員
      (令和元年度、令和2年度、令和3年度、令和4年度)
    日本芸術文化振興会「伝統芸能伝承者養成事業」委員
      (令和4年度、令和5年度、令和6年度)

助成実績:公益財団法人トヨタ財団「2011年度 研究助成プログラム(個人奨励)」(2年間)
日本の伝統芸能に用いる道具類の希少技術を未来へ継承するための技術保存ネットワーク・プラットフォーム構築を目指す研究 ―衰退危機に瀕する能楽・歌舞伎の道具についての研究
Investigation toward Aiming Establishment of Network Platform to Preserve for the Future Precious Technique of Tool-making and the Relevant Materials Using for the Japanese Traditional Performances: A Study on Tools and Materials at Nougaku and Kabuki, that Have Been Faced on Critical Decline

その他実績:クラウドファンディング Ready For? にてプロジェクト成立
消えゆく伝統芸能の道具を復元したい」 (2012年)

【連載】

東京新聞 伝統芸能面 連載「お箱道具 万華鏡」(2017年6月〜) 第2金曜掲載 <芸能全般>
 http://www.dogulab.com/news/tokyonpmangekyo_all/

能の観世流の月刊機関誌「観世」 連載タイトル「能楽と職人たち」(2016年6月〜) <能楽>
 https://magazine.hinoki-shoten.co.jp/category/serieses/craftsmen

東京新聞 金曜朝刊 伝統芸能面 連載タイトル「能楽お道具箱」
(2015年5月〜2017年3月)連載終了 <能楽>
 http://www.dogulab.com/Publications/tokyo-np-all

朝日小学生新聞、朝日中高生新聞 伝統芸能インタビュー(2021年4月〜2022年3月)<芸能全般>
https://www.dogulab.com/news/asahikodomo_all/

能楽タイムズ 連載「ぐぐっと能狂言 能楽堂をたのしもう!」(2017年5月〜) 随時掲載 <能楽>
 http://www.nohgakutimes.jp/archives/1483

朝日新聞社「論座」文化エンタメ欄 掲載終了 <芸能全般>

【書籍】

  • 『松竹歌舞伎検定公式テキスト』(2008 マガジンハウス)編集、執筆(一部)
  • 『かぶき手帖2012』
  • (2012 公益社団法人日本俳優協会・松竹株式会社・社団法人伝統歌舞伎保存会)
  •  特集記事「歌舞伎のかつらと衣裳」執筆
  • 『かぶき手帖2013』特集記事「歌舞伎の大道具」執筆
  • 『かぶき手帖2014』特集記事「歌舞伎の小道具」執筆

【論文】

砥粒加工学会誌(2015年度 第59巻 4号 /2015年4月1日発行)
特集 伝統文化の継承を支える加工・計測技術「歌舞伎で使用される櫛・かんざしの復元」

Restoration of comb and ornamental hairpin that are traditionally used at Kabuki stage
http://www.dogulab.com/Publications/abrasivetechnology

「宮津・竹の教科書2015」(2016年3月31日発行)
「歌舞伎の小道具における竹」

倉敷の歴史 倉敷市紀要(第六号 1996年3月)
「原撫松と野崎家」太田健一氏との共著 *旧姓の松尾民子で執筆

倉敷の歴史 倉敷市紀要(第三号 1993年3月)
「倉敷文化協会の設立と西洋絵画展覧会 大正十年「大森日記」を中心として」*旧姓の松尾民子で執筆

【SNS】

Twitter: @TAMIKOTAMURA

facebookページ: www.facebook.com/dentogeinodogulab

Instagram: tamuratamiko

★情報発信のめやす

  1. 1)このWebサイトの「活動報告」の各プロジェクトは、ある程度成果がまとまってから書くようにしています。また、さまざまな事情で、掲載をしていない活動も多くあります。
  2. 2)このWebサイトの「田村日記」は、田村民子のブログのようなものです(少し長めの文章でたっぷりと)。
  3. 3)FaceBookは、日々の活動の動きを書いています。
  4. 4)Twitterは、活動にまつわることの他に、田村民子の日々のカジュアルなことも書いています。

【過去の取材記事の一部】

記事の写真

歌舞伎の逸品を手に入れる(全12回)
  歌舞伎の舞台で使われる道具のうち一般の人も買えるアイテムを紹介した連載
  足袋かんざし1衣裳下駄組紐三味線
  
かんざし2化粧太鼓お香緞帳・帯

歌舞伎座専属の大道具「歌舞伎座舞台株式会社」のWebサイト、Facebookの記事を担当しています。
http://kabukizabutai.co.jp/
https://www.facebook.com/kabukizabutai

<やっていきたいこと>

  • 伝統芸能の道具を切り口にした執筆、連載、書籍作り。
  • 伝統芸能の道具を切り口にした講演、ワークショップ。
  • 伝統芸能の道具をつくる技術をいかした一般向けの商品開発の橋渡しなど、「伝統芸能のものづくりの世界」と「一般社会のビジネス」をつなぐ。
  • 学校などで若い人たちに伝統芸能のものづくりについてお話をするなど「若者」と「職人」をつなぐ(職人の後継者育成支援のため)。
  • グローバル企業で働くみなさんが海外に赴任されたときに自国の文化について語れるように、伝統芸能のものづくりを切り口にした日本文化論の講座を行う。
  • 伝統芸能のものづくりについて取材する人や書き手を増やす。
  • 伝統芸能のものづくりにプラスになるようなネットワークを作る。

なにかお役に立てそうなことがありましたら、お気軽にご相談ください!

問い合わせ:

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