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13/03/02 UP

【告知】2013年3月22日(金)「無形文化に魅せられた3人の愉快なトークショー」に出演します(東京)。★終了しました

無形文化を次の世代へ伝えることをミッションにした「EDAYA」という活動があります。その代表の山下彩香さんからお誘いいただいて、「EDAYA JOURNEY展」という展覧会のトークショーに出演させていただくことになりました。

「EDAYA JOURNEY」プロジェクトとは、フィリピン・北ルソン山岳部に暮らす先住民族の、今まさに失われつつある無形文化や伝統音楽に関して、調査、発表し、その結果を現地へ還元するプロジェクトです。

会期中は毎日、いろんなイベントを行われるようですが、3月22日(金)の夜に「伝統芸能の道具ラボ」の田村民子が出演させていただくことになりました。EDAYA代表の山下彩香さん、郷土芸能に詳しい小岩秀太郎さんの3人で「無形文化の魅力」について語り合う予定です。先日、打合せをしましたが、おでんをつまみながらとても盛り上がりました。ちょっとおとぼけな3人ですが「無形文化」への想いは強く、楽しいトークショーになると思います。ご興味があって、ご都合が合えばぜひいらしてください。

EDAYA・Webサイト
http://edaya-arts.jp/

「EDAYA JOURNEY」プロジェクト
http://edaya-journey.com/

● EDAYA JOURNEY展 開催概要 ●
2012年12月~2013年1月にフィリピン・北ルソンの17の山岳先住民族の村を対象に、失われつつある伝統音楽・無形文化に関する調査を行う。その結果を、展覧会形式にて発表。

会期:2013年3月20日(水)〜3月30日(土) 11:00-18:00 (夜のイベントは19時~22時)
会場:六本木ストライプハウススペース
東京都港区六本木5-10-33ストライプハウスビル
アクセスはこちら
入場料:無料
主催:EDAYA JOURNEY実行委員会
共催:六本木ストライプハウスギャラリー

★★ 無形文化に魅せられた3人の愉快なトークショー ★★
日にち:2013年3月22日(金)
時間 :19:00 開場
19:30~20:30 対談:無形文化の魅力、課題、未来に向けた取り組みについてディスカッション
20:30~21:30 交流会
会場:六本木ストライプスペース 地下1階
http://striped-house.com/access.html
定員:60名
参加費:1500円 (ワンドリンク・小さなお菓子付)
申し込み:イベントの申し込みフォームは
こちら

【出演者プロフィール】
山下彩香(やました あやか)
1985年福岡生まれ、横浜育ち。東京大学理科2類に入学。3年時からは農学部国際開発農学専修に進学。卒論は東北タイ、コンケンで土壌水分量に関する研究。また、世界各国30ヶ国以上を旅してまわる。帚木蓬生の作品が愛読書。この時期、劇団MP2008に参加したことが、小さい時からの芸術に対する潜在的願望を呼び起こす。大学院進学前後で参加したS.T.E.P.22の活動で、それまで隠してきた左耳が聞こえない事、表現活動への潜在的欲求をベースに「マイノリティと芸術」というテーマでフィリピンのコーディリエラ地方を旅する。そこでのエドガーさんとの出会いが転機となり、duo edayaを結成。大学院ではこの地方の小規模金鉱労働者を調査する。2012年3月、東京大学大学院医学系研究科人類生態学教室を卒業。2012年7月、フィリピンで現地法人EDAYA ARTS CORDILLERA CORP.を設立、CEOに就任。

小岩秀太郎(こいわ しゅうたろう)
公益社団法人全日本郷土芸能協会職員。1977年岩手県一関市舞川生まれ。郷土芸能「行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)」伝承者。大学進学で上京後海外旅行や台湾留学を経験し、鹿子躍をはじめ日本の郷土芸能を多くの人に知ってもらいたいとの思いから2005年より全日本郷土芸能協会(東京都)勤務。日本の郷土芸能の豊富さに驚きの日々。東日本大震災被災地の郷土芸能の復興支援において、東北人の地縁と訛りを活かした情報収集と発信を行っている。

田村民子(たむら たみこ)
1969年、広島生まれ。伝統芸能の道具の調査研究と職人を支援する草の根活動「伝統芸能の道具ラボ」主宰。能楽、歌舞伎などで使う道具類の品質改良や、制作ルートの途絶えた道具の復元などに取り組む。「無形文化財」のなかの「道具(有形物)」と「ものづくり」を研究フィールドとしている。歌舞伎俳優名鑑『かぶき手帖2012年版』に特集記事「歌舞伎のかつらと衣裳」出筆。
www.dogulab.com