伝統文化のための竹プロジェクト
Vol. 1

(1)2015年5月 竹林の管理を学ぶ(その1)

takenoko

15/05/24 UP

歌舞伎の小道具会社の近藤真理子さんと長村みち子さんが、「日本の竹ファンクラブ」が開催する竹林管理の講座に参加してこられました。近藤真理子さんのレポートをご紹介します。

特定非営利活動法人 日本の竹ファンクラブ
http://takefan.jp/index.html

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「日本の竹ファンクラブ」さんが開いている、竹の学校に参加してきました! 講座名は「竹林管理コース」で1年に9回の授業があります。仕事柄どれだけ参加できるかわかりませんが、なるべくがんばります! ここに、私が今知りたいことが詰まっているはず!
第一回の講座では、目からウロコなことがたくさんありました。竹って、凄い! 私たちも実際に竹林にも入りました。タケノコの時期は過ぎてしまっていましたが、収穫されずに成長したタケノコが、3mを超える高さに成長していました。
良い竹林を作るためには、残しておくべき竹と間伐する竹を見極める必要があるそうです。私たちも自分たちの手で何本かを切り落としてみました。竹はまだ成長途中なので、柔らかく、その若竹の先っちょ1mくらいを「穂先筍」と言うそうです。これが食べられる部分だそうで、参加者のみんなでお持ち帰りしました。

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この講座は座学と竹藪での実地があり、1日で随分いろいろな知識が得られたそうです。参加者は、実際に竹藪を持っている方などもいらっしゃったそうですが、芸能の小道具のために参加していたのは、近藤さんと長村さんのみ(笑)。かなりの変わり種だったようです。

★このページの写真は、全て近藤真理子さんから提供されたものです。