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田村日記

  • 2019/12/08

    『常陸坊海尊』2019年12月

    KAAT神奈川芸術劇場で開幕した『常陸坊海尊』プレビュー公演を観てきました。タイトルは、義経を裏切った家来の名前。1964年に発表された戯曲で、秋元松代文学の最高峰と言われています。上演時間3時間10分。戯曲構成が巧みで、時間を忘れて舞台に浸りました。
    罪の意識をじりじりとあぶり出されるような、ほろ苦さも。自分の中のなにと反応しているのか、時間をかけて確認したいと思いました。
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  • 2019/12/04

    京舞の扇

    能の仕舞扇(上)と京舞の扇(下)。能の扇は、やはり大きいですね。
    写真の京舞の扇は、紅色なので舞妓さんがもつ扇(芸妓さんは紫色)。先日の国立劇場の京舞公演でも、金地に「近衛引(このえびき)」模様のこの扇がときどき登場していました。
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  • 2019/11/21

    「正倉院の世界」展(東京国立博物館)2019年11月

    東京のほうの正倉院展、行ってきました。このたびも単眼鏡大活躍で
    一緒に行った友人も「貸して!」「貸して!」と何度もリクエスト。
    かわりばんこにのぞきこみました。
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  • 2019/11/18

    歌舞伎の花

    歌舞伎には、いろいろな花、植物が出てきます。桜、梅、菊、菖蒲、それから木の葉っぱとかも。歌舞伎座の場合、これは大道具の担当。演目が発表されたら、造花屋さんに発注し、舞台に出せるように整え、注文がついたら即、修正!
    細やかに神経をつかいながら、仕事をしています。
    (俳優が手に持つ花枝などは、小道具さんの担当になります)
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  • 2019/11/13

    「ドクター・ホフマンのサナトリウム」2019年11月

    ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の演劇「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」を観てきました。
    『変身』などで知られる作家のフランツ・カフカを題材とした作品。「ドクター・ホフマンのサナトリウム」というのは、なんかよくわからないタイトルだなと思っていたのですが、カフカが最後に過ごした療養所の名前なのだそうです。
    物語は重層的にからみあっていて、ときどき頭のなかがグルグルと迷子になるのですが、そこも魅力的。日常のなにもかもを忘れて、どっぷり世界に浸れる楽しい時間でした(3時間半という長丁場だけど、退屈してる暇がない)。
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