歌舞伎と文楽の衣裳の比較は、目からウロコだらけで、聞いても聞いても尽きません。
たとえば「ふんどし」でも、人形の場合は「見えてほしくない人形の内側を隠す布」としての役割が大きいので、想像以上に大きかったりします。人形って、脚がすごい開くから。
衣裳の仕立ての違いについては、能装束も含めて、ちょっと詳しく調べてみたいです。いろんな発見がありそう。
やっぱり、細部が雰囲気を左右するなぁ、と感じました。
大阪の文楽劇場で「仮名手本忠臣蔵」を見たときのこと。
九段目山科閑居では、由良之助の妻の「お石」の人形が丸髷(まるまげ)を結っています。
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奈良国立博物館で開催中の「第71回 正倉院展」を見てきました。出陳点数は少ないけれど、1点1点ずっしりと重みを感じる名品で、持参した単眼鏡で、頭が痛くなるくらい凝視しました。
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新宿駅からホリデー快速の電車で、約1時間40分。
終着の「奥多摩駅」のホームに降りると、緑いっぱいの自然が広がる別世界。いつも道具ラボでお世話になっているみなさんと一緒に、自然を歩いてきました。
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演劇を見るために、富山県の利賀村(とがむら)にでかけてきました。くねくね山道を登った山奥に、桃源郷のような世界が広がっていました。
「異質なものが出会うと、よいところが目立つ。異質なものが共存できるシチュエーションが必要」という鈴木忠志さんの言葉が印象に残りました。
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